記録一覧

2016/10/22 ワタルの自転車世界一周、完結。 (東京都中野区,総走行距離108,558km)


 ワタルの自転車世界一周を完結いたしました。

2011年10月13日の実家からの出発から、無帰国で5年と9日間、総走行距離108,558㎞、56か国の記録になりました。
2016年10月22日、阿佐ヶ谷一番街でゴールテープカットをして頂き、無事5年ぶりに実家へと戻りました。
挨拶を終え、5年前と変わらぬ飲み屋街で一息入れると・・・時の経過を忘れたか・・・箱根でも行って帰ってきた感じ・・・。
5年ぶりに実家へと戻ったが、これまたご飯が出てきて・・・眠いからスグに寝た・・・まぁ母ちゃんには既に会ってたのでね。

起きて目の前にドンキー号。・・・ドンキー号、ホントお疲れ様でした・・よくも私のわがままに付き合ってくれた・・・10万キロも頑張ってくれた。あんがと。その内整備するからねぇ~♪。

毎日、私のブログをご覧いただいた100人ばかりの方々、きっと面識のない方もいらっしゃると思います。これでこの自転車世界一周のブログは終了いたします。
今後は、一般開放のお話し会がありましたら、このブログを通じてご連絡させて頂きます。


さって・・・また新たなスタートです。
この旅を決めた時のように、今一度、深く自問自答をはじめようと思います。
今の家族の環境とこれから、今の心が満ちた状態をこれからも保つために・・・自分のやりたい事・出来る事を、心の奥底に埋もれてるかもしれない可能性を、深く深く自問自答して、ご縁とも相談させて頂きながら、この5年間の旅のように、また一つの目標を見つけそれにに向かって本気で誠実に全力で生きていこうと思います。

長い間、ご愛読いただき誠にありがとうございました。
2016年10月24日 榎本 航

2016/09/11 Fシフトワイヤー交換・BBスペーサー左右交換 (北海道北見,総走行距離106,758km)

 掃除点検で、Fシフトワイヤーが解れてたので新しいのと交換。
歯車系の掃除をして調整していたら、Fディレイラーがチェーンと接触してた。
Fディレイラー幅調整のネジでも調整が出来ない・・・ので、BB右に2つあるスペーサーを1つ左BBに移動。

スペーサーは左2つの右1つにした。これでチェーンとの接触がぎりぎり・・・なくなった。
このFディレイラーはXT10速用のニューモデル。今のドンキー号は9足使用。
・・・互換があると思ってたけど、やっぱ10速用だから、9速だと何か問題が出てくるのかもね。まぁ大きな問題ではないっす。

2016/08/27 ボトルホルダー断裂 (北海道札幌,総走行距離105,885km)

アルミ製のボトルホルダーの溶接部分が割れた。・・・やっぱ安物って駄目だ・・・。
たしかネパールで買ったやつ。でもアメリカの会社製ですよ。
アサヒで800円のホルダーを購入。やっぱ安心の日本製ですな♪。

2016/08/09 後タイヤ新調 (富山県立山駅,総走行距離104,459㎞)

また・・・また後輪のリム接触部から、パカっと裂けて開いてきた。
なんてこったいの8000㎞程しか使用してないわよ。
また・・・ちょっと空気圧は高めだったかも。やっぱ少ぉぉぉ~~し空気圧は低めがいいかもな。

山小屋生活中にネット通販で「Schwalbe Marathon」を購入。

これで・・・これで最後の東京まではもつだろ。

2016/07/21 スピードメーター新調(岐阜県岐阜市, 総走行距離104,200㎞)


出発から距離数を刻んできたスピードメーターがついにイカれてきた。

何故か電池が2日で消耗するてきた。

大雨の中だと、本体内に水分も入ってしまう。ついに交換。

よくここまで壊れずに来てくれたね。あんがと。って事で新しいのを購入。スマホと一緒で最近のは画面がデカいのね。

2016/06/19 リアブレーキパッド交換(大分県飯田高原 総走行距離102,810㎞)

雨の峠越えで減った。ってかもうだいぶまえから交換時期だったは。交換っす。
スピードメーターの計測機の方に雨が浸透してきた・・・電池交換したら直ったけどね。これは初めから持ってるメーター。がむばれ。

2016/05/14 ペダル・シート交換、ダイナモハブグリスアップ(在・福岡県柳川市、総走行距離101,750㎞)

バンコクで交換した硬かたシートを交換。交換から4000km走ってオケツは馴染んできたが、5日も走るとやっぱし痛いので柔らかいのに交換しとく。アマゾンで適当に購入。
ペダルはもうダメだ。内部の玉押し以外にも欠けてきた。完璧に横にブレるブレる。
同じくSaintに交換です。
前輪の異音がダイブ前から発生していた。青島でスポークの増し締めをしたが消えてなかった。
ダイナモハブを見てみたら、ネジが緩んでいたので、分解してグリスアップ。

今までのXTハブと仕組みは一緒だ。

後タイヤの側面が既に膨らんできてる。何時もより空気圧は高めにしてる。気になるがこのまま走行しよ。日本なら何処でも良質なタイヤは買えるっしょ。

2016/04/24 左ペダルのガタツキ原因発見、前輪スポークのキシミ・クランク点検(在中国,青島 総走行距離100,870km)

 走行中に出てた前輪のキシミ音は、スポークを少し増し締めしたら鳴り止んだ。
クランクとペダルを解体して入念にチェック。まずは左ペダル(シマノSaint)ガタツキの研究。
結果、左ペダルの中の中、金色の中に入ってるはずの白い輪っかが、右ペダルにはあったが左にはなかった。前回の解体でなくしたのか?摩耗して無くなったのか??。
右ペダルの玉押しも先っちょが破損してた。左も同じく破損中。玉押し破損はガタツキの原因では無かったみたい。
玉押し破損は締めキツかったのかも。最近はグリスアップの頻度が少なかったのも原因だろな。破損状態でもグリスたっぷり塗ればイケる。
けど、ゴムパッキンとかスモールパーツもボロボロなので交換必須だな。


クランク・シャフトに以前から入ってる一本の傷。これの原因は・・・BBの内側がシャフトに当たってる。
BBの内部にも擦り傷あり。なので紙やすりでちょっと削った。
BBはXTRモデルで回転はまだ良い。BB内側がシャフトに分解の状態でBBをシャフトに組んで、内側の当たりを見てみるが、あたってないように見える。
何時も当たってるみたいではないみたい。強い衝撃がある時かな?。左に体重がかかってるのも原因だと思う。

この傷有りでヒマラヤも抜けてきたし、このまま走っても急にバキ!っと折れる事はなさそうなので、このままいこう。
シャフト、BB、クランクアーム、至る所に、錆?・固まったグリス?・摩耗したゴムかす?が黒く固着してる。それも紙やすりで落としてみた。
クランクは10万キロで一度も交換してない(チェーンリングは交換してる)。
アームの先っちょは今までガツガツ当たってきた傷が盛りだくさん。曲がってもおかしくないんじゃない?って感じだが、流石XTモデルだね。お強いわ。

最近はメンテの頻度が少ないのも原因かな・・・もっとコマ目に掃除してやらないとな。

もう日本だし、ぶっ壊れるまでクランクは使ってみよ。ペダルは交換だな。

2016/04/14 十万キロの男(在中国, 新蔡 総走行距離100,000km)

中国で35歳の誕生日に総走行距離100,000kmを突破した。
20111013日出発で4年半程。こいだね。うん。
ドンキー号に乗り始めてからの10万キロだが、出発以前は1,000kmも走ってない。
平均すると、1年で22,222km位。月だと1,850km
この旅の一つの目標100,000kmを達成。ちなみに出発から無帰国。
ドンキー号自体で出発から変わらないのは、フレーム・フロントフォーク・前後キャリア・クランク。
フレーム・キャリアは溶接してるが同じ物。他のパーツ類は全て交換してる。
板橋区の自転車屋「GIRAFF」の高津さんに最高の自転車を作ってもらって感激ですわ。
ドンキ~号じゃなかったら、確実に同じ自転車でココまで走ってこれなかったな。

走り続ければ誰でも出来る記録。記録よりも人の記憶に残る人間になりましょね。

2016/04/12 プーリー交換,Rディレイラー不具合?(在China武漢,総走行距離99720km)

雨の日続きの走行でか、変速がスムーズにいかない。プーリー3万キロも交換してない・・・ので、とりあえず交換。汚れを落としてRディレリラーの調整するも、上手く変速出来ず。そのまま走行。Rディレリラーは前回総走行距離5万キロでおかしくなったので、今回も寿命が近づいてるのかもしれない。

2016/03/15 ペダル玉押し破損 (在Thailand, SomDet 総走行距離96903km) 

 快調にタイの高速を飛ばしていたら、左ペダルがブレてきた。シマノ「SAINT」ペダル。1個目はベアリングがグチャグチャに破損してペダルが回らなくなった、使用1年強。その後、ちょいちょい解体してグリスアップするようにしていたので長い事3年程も使用できた。
今回は長い事ペダルのグリスアップしてなかった。夜になってペダルを解体したら、ベアリングの“ネジ・玉押し”が割れて破損してた。綺麗にしてグリスベッタベタに塗ったらとりあえず回復。そのまま走行。
日本までもってくれないかなぁ・・・。

そして、バンコクで交換したシートが硬すぎて、オケツが痛痛続き。きっと・・・オケツがシートに馴染むさ・・・もうちょい使ってみよ・・・。

2016/03/08 シート新調 (在Thailand,Bangkok 総走行距離96311km)


サイクリスト宿「GrannyBikeBed」の、フリーボックスにあった真新しいシート。
細長くチョイと硬めので、長期ライドには向いてなさそうなシートだが、旧シートは長年の太陽光のせいかボロボロに裂けてたので交換。
トルコから3年間よく頑張った旧シート。
新しいのは細長くなったので・・・最後のブッ飛ばしにもってこいかぁ!?。

2016/02/27ダウンチューブ・リアダボ穴ロウ付け,スプロケ・チェーンリング22T,32T・チェーン・前後タイヤ交換 (在Singapore 総走行距離96270km)

インドでの「ドンキー号川底落下事故」で出来たダウンチューブ・ダボ穴を“ロウ付け”での補強。
その後、上からペイント。
フロントフォークの亀裂箇所は溶接がしっかりしていたので、そのまま錆防止のためのペイントのみ。
全てのキャリアの錆だひどかったので、錆を落としてから銀色塗料で上塗り。

この作業で200SG$16000円)。先進国での作業はお高いが、途上国とは技術と丁寧さが格段に違う。
フレームが青・黒パンダで、荷台は変に銀色・・・見た目がダイブ変わってきたが・・・これで問題なく最後まで走れる。


歯車系も新しいのに交換。タイヤは何時ものSchwalbeMarathonPlusTourながら、幅を2.00から1.75の少し細身タイヤにした。もう山やダート道はないので、細身で十分。
これで行くぞ。

2016/02/05 後タイヤ側面断裂で交換(在Thailand,Ban song総走行距離94547km)



快適極上ハイウェイで、サクサクこいでいたら、後輪1回転する度に少し横にブレる違和感を感じ。後輪を確認すると、リムとタイヤの接地面がパックリ割れてる・・・。
まだガッツし割れてはいなく、溝もガッツリ残っててまだ6000kmはいけそう。
だが時間の問題なので、その場の自転車屋にあったスーパーチープ中国タイヤと交換。
いつもいつもいつもいつも後輪の側面が裂ける。
そして、ハイウェイなど平坦なアスファルト道をブッ飛ばしてる時に裂ける。山中のデコボコ道では1度も裂けた事はない。空気圧は同じのはず。何故なのか・・・アスファルト熱が関係してるのかな?タイヤ内の空気が膨張でもして圧が上がるのかな??そんな気がする。
※他のサイクリスト達に聞くと、空気圧は最大の5bar=70psiまで入れるのが良いと言う。
私は空気圧計もってないが、何時も低めの4bar辺りだったと思う。これが側面が裂ける原因かも??。

2016/01/30 フリーボディ、左Fシフター、Fディレイラー交換、ホーン装備!(在Thailand,Bangkok総走行距離93841km)

ぱふぱふホーン!もう3回も落とした・・・ので、今回は本体にがっちり装備!
10mmアーレンキーを借りて、フリーボディを解体。全ては解体できずにスプレーで中の汚れを吹き出したら、金属の破片がポロポロ出てきた。ベアリング1つ分の隙間が出来ていた。
ベアリングが1つ破壊され、破片が隙間に食い込んでフリーボディの逆回転が不能になっていたのだろう。
ベアリングを取り出せるまで解体できれば、ベアリング1つで問題解決する。解体出来なかったので新しいフリーボディと交換。
左シフターはヤンゴンで出始めた変速タマに出来ない問題から、新しいのと交換。
XT・シフト左右両ペア10速(SL-M780)を購入。使用していた旧9速モデルから10速ニューモデルへ。
っても壊れてるのはフロントディレイラーで、新旧ともに3速。
のちのち右シフターと一緒にスプロケ・チェーン・RDを同時に変えれば、今の9速から10速に変換出来る。・・・っても、必要ない。9速で十分。10速になればチェーンが薄くなり強度が弱くなるし。


購入したXTニューモデル・左シフターと使用中の旧XTモデルFDは互換性がないみたいなので、XTニューモデル・FDも購入。

使用していた旧FDは、4年間まいどまいどネジを力イッパイ締めていたのでネジ穴がエグレてしまった上に、飛び出たネジが本体に接触する始末。
・・・まだ重症でないので使えるが・・・色んなついでに一緒に交換です。互換性の問題で何かと面倒なXTニューモデルです。

2016/01/17 左Fシフター,Fディレイラー劣化・修理,シフトワイヤー交換(在Myanmar,Yangon 総走行距離92877km)


シフトワイヤーがホツレたので交換すると、左シフター(Fディレイラー用3速)の変速が効かなくなった。分解してみるも全ては分解できずにスプレーオイルで隙間からシフター内に溜まってる汚れを流してみた。何度もくり返してたら動いたので組み立てるが、最後の小さなネジを締めるとやはり動かない。
分解出来ない上に仕組みが分からないので、問題のネジだけ外して対処。
ハンドルにシフターを付けワイヤー張って問題解決・・・かと思いきや、また動かない。
イロイロと試した結果、フロントディレイラーもおかしかった。フレームとディレイラーを固定するネジの飛び出てる部分が、変速時にディレイラーと擦れる。予備の同じサイズで短いネジで占めたら問題解決。
しかし・・・どちらも90000kmロクにメンテしてない。ってか、メンテの仕方を知らない。メンテするのか?
各所が摩耗・劣化してきてるんだと思う。交換時期だろう。
パーツ類・装備・私の膝・・・最後にきて、各所何かしら問題が出てきてる。90000kmのツケですな。


2015/12/27 リアキャリア・ダボ穴が馬鹿になる (在India,Kohima 総走行距離91425km)

ラダックでの転落事故の損傷部。形の崩れたリアキャリアを強引に力でダボ穴とネジで固着させたが、無理ありすぎてダボ穴が馬鹿になった。予備ネジとナットで何とかなった。

しかし不安なフロントフォーク。結構ガタガタダート道走ってきたが亀裂の再発はまだない。溶接が上手く出来てるようだ。これならミャンマーも走り抜けれそう。

2015/10/05 フロント泥除け修理(在India,Keylong 総走行距離87490km)

泥除けのフォーク付け根部分が割れた。っても、繋ぎ目で接着剤で修理できる箇所。
やっぱ、泥除け用にダボ穴はあった方が良い。

2015/09/28 フロントフォーク・リアキャリアの溶接、ライト配線の修正、ペダル増締め(在India,Leh 総走行距離87123km)

フロントフォークとハブの付け根部分にクラック。間違いなく先日の転落時のショックが原因。
ココが折れれば自転車でなくなってしまう、これ以上ドンキー号で旅を続けられなくなってしまう・・・・。この旅始まって以来の大問題発生。
溶接以外に選択肢がないので工場で溶接。予想どおりの・・・手早い溶接ですねぇ・・・。
トラックなどの大型車両の職人だからか、仕事は荒めです。何処の途上国でもこんな感じ。
ドイツで溶接してもらった際に教わった溶接の基本で対処。
まずは溶接前に、溶接部周辺をシッカリヤスリで擦り、塗装・黒いコゲ・サビを落とす。
溶接後にもヤスリで擦り、黒いコゲの部分を落とす。
荒い溶接なので、面はデコボコ。コゲの裏側に余計な穴が出てきたりする。
そこを再度シッカリ銀色部分が出てくるまで擦り、再度溶接。
っと、時間がかかったが以前の途上国溶接よりもシッカリとしてると思う。
以前は、溶接したままほったらかしにして、また割れたらそのまま上から溶接していた。
基本の「サビ・コゲ・塗装落とし」をしてなかったからか、何度も同じ箇所が割れた。
ドイツでの教えがココで役にたったかな。
しかし、一度割れた箇所は確実に弱い。しかも比重がかかる根元。以前の強さは無いはず。
ダボ穴・リアキャリアも一緒に溶接。こちらは軽傷で済んだので、これで問題は無さそう。
さて・・・・フロントフォークは何処まで持つのか。かなりの不安要素を抱えてしまった・・・。
ヘッドライトの配線が切れていたので、新たに引っ張って配線オッケー。
ペダルはトレッキング運搬中に、ガシガシ岩にあたっていたのでゆるゆるになった。分解して増締め。